ハチ駆除のビーステーションです。
蜂の中で平和なイメージのミツバチ、みなしごハッチやみつばちマーヤなどアニメや童話などでキャラクターになって描かれていたりします。そのミツバチは益虫なのかな?というお話です。

蜂なので刺すことはありますが、アシナガバチなどと比べると刺すことは滅多にありません。そもそも人目に付く場所にハチの巣が作られないので駆除の依頼も滅多にありません。室内に入ってしまったので追い出して欲しいというご依頼はありますが、それも冷静に考えれば窓を開けておけば外にいずれ出ていくと思われます。
ミツバチは花の蜜を集めて体内に溜め込み巣に持ち帰り保存食にするために巣の中で保管します。その蜜が天然の蜂蜜になり販売されていることになります。
また嬢王蜂になる幼虫だけに与えられ続けられる栄養価が高いローヤルゼリー、木の芽などの植物から集める巣の密封剤として使われる樹脂の混合物はプロポリスと呼ばれこちらも加工されて健康補助食として使われています。
ミツバチの巣から蜜蝋という成分を精製するとワックスやろうそくに使われていたりもします。
もうひとつのミツバチの特性を生かした活用法は後ろ脚に作られる花粉団子を利用した受粉です。花の蜜をあつめるミツバチは同時に脚に花粉を集めてこちらも巣に持ち帰り幼虫などへの餌にします。花から花へ飛びまわるので温室栽培のイチゴやメロンなどの果物や野菜などの花の時期にビニルハウスへ放つことにより自然に受粉してくれる訳です。アメリカなどでは温室栽培でないアーモンドの広大な畑にミツバチを放ち受粉をして収穫しているそうです。

そんなミツバチなので公園や自然に近い森などにいた場合はそっと見守っていて上げてください。ですが、どうしても自宅の敷地内や施設などの人が集まる場所に巣を作ったりした場合、刺される危険性もありますので駆除も致します。その際はお電話ください。